貸金業法とは

貸金業法は無担保融資を行う消費者金融を管理する為の法律です。貸金業法では昔特別な金利を認めていましたので、世の中で勢力を持ちつつあった消費者金融に登録する事と引き換えに特別な金利のお墨付きを与えていたのです。現在は特別な金利は廃止されましたので利用出来ません。そして消費者金融が長年抱えてきた多重債務者という社会問題を解決する為に総量規制と言う制度を導入する事になりました。総量規制導入以前は、消費者金融同士の過当競争もあり契約者の収入や支払い能力を考えずに融資をしていました。収入の無い専業主婦に複数の消費者金融で合計数百万の融資をして、それが家族にバレてしまい一家離散したと言う話は珍しい事ではありませんでした。債務が表面化するまで借入れと返済を繰り返していたので、実質の借入れは最初だけで、後は返済の為に借入れをしていたのです。

 

 

それが膨らんで借りれなくなって表面化するのです。このような事が頻繁にあり、収入に見合わない債務を制限するのが総量規制の目的なのです。総量規制の影響で利用者の債務は減りました。この事が副次的効果として、破綻しない利用者を多数生み出しています。つまり、融資枠限界まで債務を作り、返済は利息負担のみを行なっている利用者です。これは消費者金融の最大の利益を提供している事になります。元本を返済する気がないので、これが永遠に続く事になります。総量規制は多重債務という問題に一定の効果を与えましたが、永遠に最大利息を支払う人達を作り出してしまいました。