以前はサラ金と

消費者金融は以前サラ金という名前の方が一般的でした。サラ金はサラリーマン金融からきた略称です。サラ金の登場以前から融資を専門にする金融業者はありました。高利貸しなどと呼ばれ高金利な貸付をしていたのと、背後の暴力団と関係があったりして余り良いイメージではありませんでした。貸金業法はこうした金融業者を登録してもらい管理する為に作られましたので、貸金業法がある意味では正式なサラ金の発足を促したとも言えます。サラ金は収入がある人であれば無担保で融資してくれる代わりに高金利でした。今では考えられない年利50%近い時代もあったのです。

 

 

そして高度成長期には更に需要が高まり消費者金融は日本中に拡大して行きました。消費者金融は大抵の場合は地域を商圏とするような小さな金融業者だったのですが、中から徐々に大都市に進出して全国展開していくような成長をする企業が現れて来ました。個人向けの融資だけでなく企業向けの融資も行い、利益を積み上げていく事が出来た成功例です。収入さえあれば誰にでも貸してくれる消費者金融はやがて一般庶民にも広がりを見せ、一部の人からは蔑みの対象として扱われていたものの、無くてはならない存在になりました。余り良いイメージを持たれていないと同時に普通の庶民に必要とされると言うチグハグな環境ではありましたが、その勢力は衰える事はありませんでした。銀行がキャッシングを古くからしていれば消費者金融はこれ程の勢力にならなかったかもしれません。しかし、銀行は担保融資で十分に稼げる時代でしたから無担保のリスクの高い融資を行う必要がなかったのです。